速読で基本情報技術者を取ろう

基本情報処理技術者試験について、速読を使った勉強方法を紹介します。

概要

速読の基本練習を進めながら、 テキストと問題集を繰り返し読むだけです。 パソコンやネットに慣れていて、プログラムを触った経験があれば、 これだけで合格できると思います。

さらに作文とブログラムを練習すると、読解力が上がります。 無料のプログラム開発環境や、入門サイトなどを活用して下さい。

コンピュータ、プログラム、ネットワークなどの構造を、図をイメージして整理しましょう。 普段パソコンやスマホを使うときにも、仕組みや背後関係をイメージして下さい。

構造や関係性を整理して、それを文章で説明して下さい。 作文を繰り返すと、読解力が上がります。 同じように、簡単なプログラムをたくさん作って下さい。

私の経験談

今とは試験区分も出題範囲も違う時代の話です。 趣味でプログラムを少し触っていたので、 テキストと問題集を読むだけで合格することができました。 マークシート形式の試験ということで、ノートなどは使いませんでした。 データベースの練習用にソフトをインストールしたのですが、 使わないまま終わりました。

プログラムの経験

高度なプログラミング能力や、実務経験を問われるわけではありません。 入門書レベルで大丈夫だと思います。 アルゴリズム、コンパイラ、ライブラリなど、基本的な仕組みを理解することが重要です。

無料の開発環境や入門サイトがたくさんあるので、 JAVA、C、アセンブラなど、一通り触ってみて下さい。 オンラインで、ブラウザ上でプログラムを試すこともできます。 同じようにHelloWorldを表示するだけでも、 色々な違いが見えてきます。

勉強方法

速読を練習しながら、 テキストと問題集を繰り返し読んでいきましょう。 そして作文とプログラムを練習して、 読解力と思考力を鍛えましょう。

コンピュータの構成、プログラムの仕組み、アルゴリズムなどを、 図をイメージして整理しましょう。 テキストや入門書の挿絵を参考にして下さい。

階層

OSの上でプログラムが動くということを、 このように図をイメージして整理して下さい。 頭の中で整理しながら文章やプログラムを書くことで、 思考力が鍛えられます。

アルゴリズム

プログラムは、部品を組み合わせて作ります。 HelloWorldのような簡単なプログラムでも、 画面に文字を表示するための部品を使います。

複数のプログラム言語を勉強すると、 プログラムの仕組みが見えてきます。 アセンブラを勉強することで、 コンピュータの構造も理解しやすくなります。

問題集について

速読で繰り返し読む場合は、デザインも重要です。 左のページに問題、右のページに答えと解説が書いてあって、 見開きで読めるものが良いと思います。 本屋でテキストや問題集を比べてみて下さい。

目次などを利用して、試験の全体像をイメージして下さい。 勉強をどう進めるか、試験での時間配分をどうするかなどを考えましょう。

出題形式、パターンなども研究しておきましょう。 試験本番では、最短距離で解くことも重要です。

文章とプログラム

文章とプログラムには共通点がたくさんあります。 速読や作文の練習方法を参考に、プログラム能力を鍛えていきましょう。 ソースコードの速読とまではいかなくても、プログラムを読む力は重要です。

文章の読解では、語句と語句、登場人物と登場人物、書き手と読み手の関係性が重要です。 それぞれの内面や背後関係を考えると、さらに読解力が鍛えられます。 プログラムにおいても、色々な関係性をイメージして、視点や立場を変えて考えて下さい。

プログラム特有の勉強方法としては、 サンプルコードを改造して遊ぶというものがあります。 文字列や数字などを少し変えて動かすことで、 プログラムの仕組みが見えてきます。

プログラミングと英語

プログラムの学習と、語学の学習は似ています。 特に英語の学習方法は、参考になると思います。 タイピングや単語、情報収集など、実務でも役に立つでしょう。

上位の試験について

応用情報などの試験でも、午前問題については同じです。 午後問題も、記述式問題に関しては、 同じような勉強方法で対応できると思います。

問題集は、一問あたりの文章が長くなります。 問題文や解説がページを跨ぐので、読みにくくなります。 作文の練習を繰り返して、頭の中で整理する能力を鍛えましょう。

さらに上級の試験では、論述式の問題があります。 知識や経験に加えて、文章を書く技術が必要です。