英語を速読しよう

概要

速読の基本は、頭の中の発音を省略することです。 頭の中の音読や直訳を止めると、 楽に読めるようになります。

練習方法は、日本語の速読と同じです。 単語や短文を繰り返し書くことで、頭の中の発音を省略します。 タイピングや手書きで、簡単に感覚を掴むことができます。

ウィキペディアなどを読みながら、英文に慣れていきましょう。 最初は記事の冒頭部分だけを、たくさん読んでください。 語彙と知識が増えれば、読める範囲が広がっていきます。

並行して、作文の練習を進めましょう。 まずは文法を意識しながら、簡単な文をたくさん作って下さい。

自動読み上げや動画を使って、速読とリスニングを結びつけましょう。 ニュースが聴き取れるようになれば、一気に世界が広がります。

さらに、発音、会話、翻訳など、色々な角度から学習を進めましょう。 目的や能力に合わせて工夫して下さい。

目次
  • タイピングと速読の練習
  • 英語版ウィキペディアの速読
  • 英語ニュースの速読
  • 速読とリスニング
  • 作文の練習
  • 翻訳
  • 発音
  • 多言語学習と英語
  • タイピングと速読の練習

    パソコンとテキストエディタを使います。 見やすいように、フォントサイズを大きくして下さい。 紙と鉛筆でも、練習方法は同じです。

    単語を繰り返し書く

    まずは2文字の英単語をこのように繰り返し打ち込みます。

    2letter

    全部消して、次は3文字の単語を打ちます。

    3letter

    4文字までいったら、2文字に戻って繰り返します。

    4letter

    2文字から4文字の短い単語を、繰り返し書いて下さい。 無理に文字数を増やす必要はありません。 力を抜いて、ゆっくり打って下さい。

    手書きの場合は1文字から、簡単な文字で練習して下さい。

    多くの人はキーを押す時に、頭の中で単語やアルファベットを発音しています。 声には出さなくても、 「イー、エー、ティー」「ハブ、ハブ、ハブ…」などとつぶやいていると思います。 繰り返し書いていると飽きてきて、頭の中の発音を省略するようになります。

    短文を数行に分けて書く

    次は3単語くらいの文を書きます。 単語ごとに改行を入れて、縦に長く書いて下さい。

    3words

    これは複数行を一度に読むための練習です。 慣れてくると、これを一目で読めるようになります。 同じように、簡単な文をいくつか書いて下さい。

    速読の練習としては、これだけです。あとは作文の練習などを進めながら、 文章をたくさん読んでください。

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    英語版ウィキペディアの速読

    英語版ウィキペディアは記事数も項目数も多く、読解の練習に最適です。 自分の知識や読解力に合わせて、読み方を工夫して下さい。

    まずは各記事の最初の部分だけを、たくさん読んでください。 知識と語彙が増えれば、読める範囲が広がっていきます。 記事の文体や構成、リンク構造などにも慣れていきましょう。

    英語版は記事数が多いので、文中のリンクも多くなります。 パソコンで読む場合は、リンクにマウスカーソルを合わせると、 リンク先の記事の冒頭部分を読むことができます。

    イメージを掴むために、日本語版の記事や見出しも参考にして下さい。 簡単な英単語だけを使ったSimple English版もあります。

    リンクやカテゴリをたどって、どんどん記事を読んで下さい。 目的や興味に合わせて、好きなジャンルを掘り下げていきましょう。

    学問的な内容や時事用語を調べることもできます。 今まで日本語で勉強してきた知識を、英語で復習して下さい。 私は、国や言語についての記事を中心に読んでいます。

    ウィキペディアの説明的な文章に慣れれば、 他の文章も読みやすくなります。学習サイトや辞書、 ニュースなども読んでいきましょう。

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    英語ニュースの速読

    Yahoo NewsだけでもUS版、UK版、インド版などがあって、 色々な国のニュースを読むことができます。 まずは見出しだけでも毎日読んで、慣れていきましょう。

    ニュースを理解するためには、語彙と知識の底上げが必要です。 学問的な知識をウィキペディアで復習して、さらに国名地名人名など固有名詞の語彙を増やしましょう。日本のメディアに比べると、国際的なニュースが多いです。

    ニュースの見出しでは、冠詞や時制、be動詞などが省略されます。 写真や映像も参考にして、直感的に捉えましょう。 背景知識を増やせば、見出しから内容を想像できるようになります。

    本文の最初の段落で、概要を説明しています。 まずはこの部分を読んで、理解できるようにしましょう。 Reutersなど、見出しと概要をまとめて読めるサイトもあります。

    本文は、とにかく一つの文が長いです。 主語などの繰り返しを避けるために、複数の文を一つにまとめてしまうのだと思います。 コンマや関係代名詞を見つけて、 節や句の構造を捉えましょう。

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    速読とリスニング

    ニュースが読めるようになったら、リスニングの練習にも使えます。 動画や自動読み上げツールを使って、段階を踏んで慣れていきましょう。

    私はパソコンのFirefoxブラウザのRead Aloudというアドオンを使って、 Yahoo Newsの記事を読み上げています。このアドオンでは、音声をMicrosoft Zira Desktopと、 Google Translateから選ぶことができます。

    Ziraは比較的、一つ一つの単語や音節をはっきりと発音してくれます。 スピードも調整できるので、記事を読みながら、問題なく聴き取れると思います。

    Google Translateは音の省略が多く、アメリカのニュース番組の発音に近いです。 ただしニュースの記事では一つ一つの文が長いので、 区切り方が不自然になることもあります。

    Chromeブラウザ版では、別の音声も使えます。Google UK English Maleを使えば、 英国式の発音にも慣れることができます。

    自動読み上げで感覚を掴みながら、 Youtubeなどで実際の英語ニュースも聴いていきましょう。 色々な国の英語を比べて、聴き取りやすいものを探して下さい。

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  • 英語のリスニングの難しさは、スピードではなく、音の省略にあると思います。 単語ごとの発音を理解した上で、 文として発音するときの変化を覚えていきましょう。ネット動画や読み上げツールを使って、 目と耳から学習して下さい。

    発音の練習も、母音子音から段階を踏んで進めていきましょう。 自分で文を考えて喋れるようになれば、リスニングの理解力も上がります。

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    作文の練習

    自分で文章を考えて書くことで、読解力も成長します。

    まずはSVOなどの文型を意識して、簡単な文をたくさん作って下さい。 文の構造と、英文を書くことに慣れていきましょう。

    慣れてきたら、内容や構成、相手との関係を意識して下さい。 自分が書きやすい形式や設定を見つけましょう。

    日本語での作文や翻訳と合わせて練習して下さい。 タイピングは英語の方が楽なので、上手く組み合わせて進めましょう。

    svo

    簡単な文を作りながら、文の構造や、他の文法を覚えていきましょう。

    英語は、文、節、句、単語という構造がはっきりしています。 主語を省略しないので、主語と目的語、主節と従属節のような関係もわかりやすいです。

    簡単な文でも、冠詞、複数形、時制など、考えることがたくさんあります。 名詞や動詞の分類から、しっかり復習して下さい。

    冠詞の使い方は、状況によっても変わります。 英文を読む時にも、意識して観察して下さい。

    英文法については、日本語と英語の両方で学習しましょう。 無料の学習サイトのほか、ウィキペディアにも詳しく載っています。

    関係性

    自分と相手の関係を整理しましょう。 具体的な状況を想像して、関係、立場、目的などを考えて下さい。

    構成

    writing skillsなど、文章の書き方を英語でウェブ検索して調べて下さい。 学習サイトや情報サイトがたくさん出てきます。 画像検索するだけでも面白いです。

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    翻訳

    ある程度英語の速読と作文に慣れたら、翻訳の練習を始めましょう。 表現、読解、学習のヒントがたくさん見つかります。 また、言語の切り替えの練習にもなります。

    Google翻訳上で簡単な文を作って、訳文と比較しましょう。 少しずつ表現を変えながら、日本語から英語、英語から日本語で試して下さい。

    日本語と英語で作文を練習しながら、翻訳も練習しましょう。 文法、文体、文脈など、翻訳の難しさが見えてきます。

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    発音

    発音は、母音子音のように細かい単位から練習して下さい。 日本語の感覚をいったん忘れて、音節の構造や、 綴りと発音の関係を学んでいきましょう。

    英語の発音

    母音、子音、音節、単語、文と、 それぞれの単位で発音を練習して下さい。

    母音と子音は、発音記号IPAを使って練習しましょう。 ウィキペディアやIPA Chartなどで、サンプル音声を聴くことができます。 色々な母音を練習して、口と耳を鍛えて下さい。

    音節

    音節の構造を、視覚的にイメージして下さい。 単語は音節の集まりで、 音節は母音と子音でできています。

    まずは「子音+母音+子音」のような、基本的な形をイメージして下さい。 そして、短い単語の発音を練習しましょう。 子音は最大5つまで重なります。

    単語ごとの発音を覚えて、綴りと発音の関係を掴んで下さい。 その上で、文として発音するときの変化を覚えていきましょう。 単語と単語を繋げて発音する、アクセントのない母音を弱くする、 省略するなどの変化があります。

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    多言語学習と英語

    英語を使って他の言語を勉強しましょう。英語版の学習サイト、辞書、辞典、 自動翻訳を使えば、効率良く学ぶことができます。英語と比較することで、 英語の復習にもなります。

    日本語では教材や情報が見つからないような言語でも、 英語で検索すると見つかる場合があります。

    英語版ウィキペディアだけでも、色々な言語を学ぶことができます。 それぞれの言語について、歴史、語彙、表記、文法、音韻など、色々な情報が載っています。 複数の言語を勉強していると、より深く読めるようになります。 学習サイトと合わせて読んで下さい。

    また、それぞれの言語での英語学習サイトやウィキペディアを読んでいきましょう。 英語は学習者が多く、ビジネスの要素もあるので、どの言語でも学習サイトが見つかります。 日本語や中国語のように英語との違いが大きい言語で、 英語をどのように教えているかを参考にして下さい。

    英語版Wiktionaryは、複数の言語に対応しています。綴りが同じ単語や漢字の、 それぞれの言語での意味を調べることができます。

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