ロシア語の速読

概要

文字の学習以外は、英語の速読と同じです。 テキストエディタでタイピング、速読、作文を練習します。 並行して、単語や文法などの勉強を進めます。

タイピングと発音を練習して、キリル文字を覚えましょう。 ロシア語は母音の種類が多く、文字も10種類あります。 ラテン文字への置き換えも使いながら、 文法や語形変化を覚えていきましょう。

英語版の教材を使うと読みやすいです。 ポーランド語など、 ラテン文字を使うスラブ言語を一緒に勉強するのもよいでしょう。

発音自体は簡単で、ローマ字読みに近い部分もあります。 母音、子音、音節、単語、文と練習しながら、 文字との関係を覚えていきましょう。

速読の鍵となるのは、文字と語順です。 格変化で関係を示すので、語順がかなり自由です。 一方で冠詞は無く、文脈や状況から判断します。

ロシア語版ウィキペディアなど、わかりやすい文章から読んでいきましょう。 内容を推測する能力を鍛えて下さい。

目次
  • タイピングと文字
  • 読解力
  • 発音
  • 作文
  • 文法
  • ロシア語のニュース
  • 多言語学習とロシア語
  • タイピングと文字

    他の言語と同様に、まずはタイピングを練習します。 これから文字を覚える人は、ランダムな文字列で練習して下さい。 先に文字の形と配置だけを覚えて、後から発音や意味を結びつけましょう。

    ロシア語を入力できるように設定します。 windows8.1の場合は、コントロールパネルの言語設定からロシア語を追加して下さい。 メモ帳などのテキストエディタを使います。上手く表示できない場合は、 フォントをArialなどに変えてみて下さい。

    文字や単語を繰り返し書く

    このように、文字や短い単語を繰り返し書くだけです。

    ロシア語1文字

    フォントサイズを最大にして、このように適当に1文字を数回打って下さい。

    ロシア語2文字

    いったん全部消して、次は2文字を繰り返します。

    ロシア語3文字

    3文字まで練習したら、また1文字に戻って繰り返して下さい。 短い文字列を繰り返し打つことで、集中力を上げていきます。

    いきなり全部を覚える必要はありません。 ポジションごとに、または母音や子音で分けて覚えましょう。

    慣れている人は、2文字から4文字の単語で練習して下さい。

    長い単語を無理に打つ必要はありません。 発音や作文の練習を進めると、自然に打てるようになります。

    短文を数行に分けて書く

    複数行を読む

    次は、短い文を書いて下さい。 単語ごとに改行を入れると、複数行を同時に読む訓練になります。 慣れるとこのくらいは一目で読むことができます。

    読解力

    文字を覚える段階から、文章をどんどん読んでいきましょう。 速読を使って、固有名詞や英語に似た単語を拾って下さい。

    ラテン文字に置き換えると、音節構造が見えるので読みやすくなります。 実際の発音は、さらに発音記号に置き換えて学習して下さい。

    辞書や単語リストを使って、ラテン文字への置き換えを覚えましょう。 英語版WikitionaryのRussian Swadesh listには、発音記号も載っています。 辞書のページには、さらに語形変化や語源などの情報もあります。

    ウィキペディアの記事が読みやすいです。 最初の文はだいたい「名詞 ― 名詞」という定義文になっています。 記事中のリンクも拾って、定義文や概要をたくさん読んでいきましょう。

    地理や歴史の分野では固有名詞が多いので、文字を覚える練習にもなります。 英語での知識と語彙が役立ちます。

    文に慣れてしまえば、文法や発音の学習が楽になります。 英語版の教材を使うと読みやすいです。

    タイピングと作文の練習も進めましょう。 自分で文を考えることで、読解力も上がります。

    発音の学習

    文字と発音を結びつけて覚えましょう。 母音、子音、音節、単語、文、それぞれの発音とルールを学習して下さい。

    単語リストや辞書を使って、ラテン文字への置き換えを覚えましょう。 Google翻訳にロシア語を入力すると、ラテン文字への翻字が表示されます。 ABCに置き換えると、発音がイメージしやすくなります。 さらに発音記号を使って、実際の発音や音節構造を覚えていきましょう。

    母音の種類が多く、さらに周りの音によって変化します。 発音記号も参考にして、まずは短母音の発音をしっかり練習して下さい。 子音は、文字と発音記号を結びつけてもよいでしょう。

    ラテン文字への置き換えを使う場合は、英語の教材のほうが読みやすいです。 英語版ウィキペディアの記事や、IPA Chartなどを参考にして下さい。

    単語の発音については、Google翻訳やオンライン辞典が便利です。 Google翻訳にロシア語の単語を入力するか、 英単語をロシア語に翻訳して下さい。 単語と翻字を見ながら、サンプル音声を真似しましょう。

    ロシア語の発音

    単語の中にある、音節の構造を意識しましょう。 最初は短い単語で練習して下さい。 アクセントや発音の変化のルールも覚えていきましょう。

    Google翻訳では、文の発音も聴くことができます。 教材を使い分けて、 母音、子音、音節、単語、文、それぞれの発音を練習して下さい。 並行して、タイピングや作文の練習を進めましょう。

    Google翻訳では、 日本語入力のままロシア語をタイピングすることもできます。 テキストボックスの中のキーボードのアイコンをクリックして、仮想キーボードをオンにして下さい。 ただし、右側のキーの配置が少し違うので注意して下さい。 逆に、ロシア語入力を使っている時に、英語をタイピングすることもできます。

    作文の練習

    自分で文章を考えて書くことで、読解力が向上します。 文を書く前に、構成や関係性などを整理しましょう。

    ロシア語は冠詞が無く、主語やBE動詞も省略されます。 短い単語をいくつか覚えて、短い文を作って下さい。

    svo

    まずは文の構造をイメージしながら、簡単な文を作りましょう。 ロシア語の語順は自由度が高いのですが、 最初は英語と同じSVOで練習して下さい。

    一人称単数のЯと、短い動詞、名詞から覚えていきましょう。 「私は〇〇を食べる」、「私は△△を飲む」がわかりやすいと思います。

    ロシア語 話し手と聞き手

    次は、人と人の関係をイメージします。 自分と相手と登場人物の関係を整理して下さい。 それぞれの関係、立場、場所、時間、内面、背後関係などを考えて下さい。

    関係をイメージしながら、人称、格、時制などを学習して下さい。

    関係性と目的を踏まえて、語順や構成を考えて書いて下さい。

    文法

    作文や発音の練習と合わせて、文法の学習を進めましょう。 短い文を作りながら、文法を覚えて下さい。

    名詞の性と格、主語による動詞の活用、 完了体と不完了体などの特徴があります。 冠詞はありません。 英語を復習しながら、ロシア語と比較して覚えていきましょう。

    svo

    英語の文型と、ロシア語の格を結びつけて覚えましょう。 英語では語順や前置詞で表していた機能を、 ロシア語では格変化で表します。

    名詞の格、性、数に合わせて、 修飾する形容詞などが変化します。主語名詞の場合は、 動詞の活用が変わります。

    関係性

    人称、時制などについては、関係性をイメージして考えて下さい。

    動詞の完了体と不完了体についても、英語の時制と比較して覚えましょう。

    ロシア語のニュース

    ロシア語のニュースを読む習慣をつけましょう。 国名や人名を読むだけでも、文字を覚える練習になります。 自動翻訳を使いながら、見出しに目を通して下さい。

    VOAやyandexのように、複数のメディアから読めるサイトが良いでしょう。 yandexにはЯпонииカテゴリがあって、 日本に関係するニュースを集めてくれます。 GoogleNewsでは、ロシアとウクライナのニュースを読むことができます。

    英語で国際ニュースを勉強して、 ロシア語でもВ миреカテゴリを読んで下さい。 国名や人名は文中でも大文字で始まるので、わかりやすいです。 英語で予習しておけば、内容も推測することができます。

    動画では、国営のニュースチャンネルРоссия 24がyoutubeでライブ配信しています。 字幕が多いので、聴き取れなくても勉強になります。CMを見るのも面白いです。

    多言語学習とロシア語

    ロシア語とウクライナ語、ベラルーシ語は近い関係です。 ロシア語のニュースが読めるようになったら、 ウクライナ語のニュースも読んでみて下さい。

    ラテン文字を使う言語では、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語などが近い関係です。ポーランド語は、ベラルーシ語に似ています。 記号付きの文字がありますが、日本語と同じQWERTY配列が使えます。

    これらのスラブ語派の言語は、 スラブ祖語から派生した語彙を持っています。 英語版Wiktionaryなどを使って、単語の語源を調べて下さい。

    セルビア語は、ラテン文字とキリル文字の両方を使います。 ウィキペデイアでは、両方の文字で記事を読むことができます。

    他に、モンゴル語やタジク語がキリル文字を使います。 タジク語はペルシア語に近いので、アラビア文字の言語への入り口になります。

    ラテン文字に置き換える感覚がわかれば、ギリシャ語も同じように学習することができます。 格変化や語順など、ロシア語と似ている部分もあります。

    Your Language:日本語