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ドイツ語の速読

概要

練習方法は、英語と同じです。 テキストエディタを使って、タイピングと速読とを練習します。 頭の中の発音を省略することで、速く読めるようになります。 さらに作文の練習で読解力を鍛えます。

ドイツ語は英語との共通点が多く、学習しやすい言語です。 英語に似ている単語がたくさんあります。 発音もローマ字読みに近く、覚えやすいです。 ただ、文法はかなり違います。

ドイツ語の速読のポイントは、語順、格変化、複合語です。 まずは位置が決まっている動詞と、文中でも大文字で始まる名詞に注目しましょう。

ウィキペディアで、得意な分野の記事を読んでいきましょう。 固有名詞や英語に似た単語が多いので、読みやすいです。

オンライン辞書は、語形変化にも対応しています。 語源や活用形なども一緒に覚えていきましょう。

複合語は辞書でも調べにくいので、 英語への自動翻訳を使いましょう。 学習が進めば、含まれている単語がわかるようになります。

作文の練習で読解力を鍛えましょう。 名詞の性や動詞の人称変化なども、文を作りながら覚えて下さい。

目次
  • タイピングと速読の練習
  • キーボード
  • 作文の練習
  • 発音
  • 文法
  • 複合語
  • 翻訳ツールを使った学習
  • 辞典
  • 他の言語との関係
  • タイピングと速読の練習

    テキストエディタを使って、単語や短文を繰り返し書きます。 ドイツ語のキーボード入力を設定して、エディタのフォントサイズを最大にして下さい。 手書きでも、練習方法は同じです。

    ドイツ語の標準配列では、記号付きの文字も1打鍵で入力することができます。ただ、 ZとYが逆になるので注意して下さい。 日本語と同じQWERTY配列で打ちたい場合は、 USインターナショナル配列かカナダマルチリンガル配列を使って下さい。

    単語を繰り返し書く

    ドイツ語2文字
    ドイツ語3文字
    ドイツ語4文字

    このように、2文字から4文字の単語を繰り返し書いて下さい。 簡単な単語を繰り返し書いていると、 頭の中の発音を省略するようになります。

    短文を数行に分けて書く

    ドイツ語短文

    次は短い文をこのように複数行に分けて書いて下さい。 慣れてくると数行を一目で読めるようになります。 単語ごとに改行を入れながら、簡単な文をいくつか書いて下さい。

    発音を勉強すると、長い単語や複合語も覚えられるようになります。 速読、作文、発音をバランス良く練習して下さい。

    キーボード

    ドイツ語は、英語のアルファベット26文字に加えて、äöüßの文字を使います。 ソフトによってはショートカットキーで入力できる場合もありますが、 基本的には言語かキーボードレイアウトの追加が必要です。

    ドイツ語の標準配列は、ZとYが入れ替わっているので注意して下さい。 äöüßキーが右側の方に配置されていて、記号の位置も変わっています。 日本語と同じQWERTY配列を使いたい場合は、 USインターナショナル配列かカナダマルチリンガル配列を使って下さい。

    USインターナショナル配列では、äはシフトキーを押しながら:を押して、それからaを押して入力します。öとüも同じです。 ßは、右Altキーを押しながらsを押します。

    USインターナショナル配列は他の記号付き文字にも対応していて、 複数の言語を打つことができます。ドイツ語と英語の他に、フランス語、スペイン語、 ポルトガル語、イタリア語、スウェーデン語、デンマーク語などに対応しています。 ただ、右Altキーを使った入力は、 ソフトによっては対応していないので注意して下さい。

    チェコ語などを勉強する場合はQWERTZ配列になるので、 ドイツ語で慣れておくのも良いでしょう。

    作文の練習

    速読では、イメージを使って整理する能力が重要です。 文を書く前に、構成や関係性を整理しましょう。 図や単語を書き出して、頭の中にイメージを作って下さい。

    svo

    まずは文の構造をイメージしながら、簡単な文を作りましょう。 主語を最初に持ってくると、英語と同じSVOの形になります。

    英語の基本文型を参考にして、パターンを決めて練習して下さい。 3語程度の文をたくさん作りましょう。

    話し手と聞き手

    次は、関係性をイメージして整理します。 まずは内容について、 動作主と動作対象、主語と目的語などの関係をイメージして下さい。

    その文で何を伝えたいのか、相手は何が知りたいのかを考えましょう。 語順を変えて強調することもできます。 そこから、話し手と聞き手、書き手と読み手の関係に意識を向けて下さい。

    構成

    他にも、構成などを先に考えてから文を作りましょう。 色々なジャンルの文章で練習して下さい。

    発音の練習

    ドイツ語は、綴りと発音の関係が規則的です。 ルールを覚えれば、スペルを見て発音がわかるようになります。 英語との違いに注意しながら、発音とルールを覚えていきましょう。

    ドイツ語の発音

    発音記号を使って、母音、子音、音節、 単語と練習していくのが理想です。ただしドイツ語の場合は、 最初から単語の発音を覚えていくのもよいでしょう。

    Collinsのオンライン独英辞典には、発音記号と音声があります。 Wiktionaryも、一部の単語に発音記号と音声があります。

    発音記号ごとの発音は、IPA Chartなどで聴くことができます。 母音の発音だけでも練習しておくと、耳の感覚が鍛えられます。 rやxなどの子音も、他の子音と比較するとわかりやすいです。

    Google翻訳では、発音記号は出ませんが、 単語や文の発音を聴くことができます。 短い単語、長い単語、短い文と、切り替えながら練習して下さい。 そして作文の練習と合わせて、 3語くらいの文を喋れるようにしましょう。

    文法

    文法は、作文の練習と合わせて勉強して下さい。 英語の文法と比較するとわかりやすいです。 簡単な文を作りながら、格変化などを学習しましょう。 慣れてきたら助動詞や従属節を使って、V2・SOV語順を覚えて下さい。

    主語 目的語

    主格、属格、与格、対格は、英語の主語、直接目的語、 間接目的語、補語などの関係に似ています。 動詞や文型と結びつけて覚えていきましょう。

    ドイツ語では、主に冠詞の変化によって格を表します。 まずは定冠詞と不定冠詞、名詞の単数と複数の使い分けを覚えましょう。

    最初に名詞の格、性、数を考えて、それから修飾する形容詞、冠詞などを考えます。

    時制と人称

    人称や時制、位置関係などを考える時には、主語、話し手、聞き手のイメージを使いましょう。 誰の視点で、何を基準に説明するかを考えて下さい。

    現在形のSVO文と比較しながら、 完了形、助動詞、従属節を使った文を覚えていきましょう。

    基本的な文の構造を理解してから、修飾語、複合語、 分離動詞などを使って下さい。

    複合語

    ドイツ語では、単語と単語を繋げて別の単語を作ります。 単語を覚えながら、複合語の仕組みも勉強して下さい。

    複合語は、熟語や句のようなものです。 文と同じように、構造や品詞を考えて下さい。 まずは普通の単語で作文を練習しましょう。

    普通の単語も、語源を調べると分解できる場合があります。 語源となった単語や、語幹、接頭辞、接尾語などを覚えていきましょう。

    発音を勉強すると、単語の区切りや語形変化がわかりやすくなります。

    翻訳ツールを使った練習

    英語がある程度読めるなら、 翻訳ツールを使って手軽に練習することができます。

    Google翻訳で短い英文をたくさん書いて、 ドイツ語訳と比べて読んでいきましょう。 訳文をそのまま覚えるというわけではなく、文型などの感覚を掴むために使って下さい。 慣れてきたらドイツ語でも書いてみましょう。

    英語の過去形を使った表現は、ドイツ語の現在完了形に訳されることが多いです。 助動詞が入ると語順が大きく変わるので、まずは現在形で繰り返し練習して下さい。

    二人称が単数、複数、敬称と三種類あることに注意しましょう。 冠詞の使い分けも、それぞれの言語の文法を確認して下さい。

    ドイツ語のニュースなどを、自動翻訳ツールを使って読んで下さい。 原文と英文訳を見ていけば、よく出てくる表現は自然に覚えていきます。

    ドイツ語のニュース

    Yahoo Newsのドイツ版、Yahoo Nachrichtenが便利です。 米国版などとデザインが同じなので、読みやすいです。

    Google Newsでは、ドイツ、オーストリア、 スイスの記事を読むことができます。

    まずは見出しだけでも読んでいきましょう。 文が短く、現在時制がよく使われるのでわかりやすいです。 自動翻訳を使って、英訳と比べてみて下さい。

    DWやEURONEWSで、ドイツ語のニュース動画を配信しています。 複数の言語で放送しているので、まずは英語で慣れて下さい。

    辞典

    英独辞典、独英辞典に慣れていきましょう。英語の作文で和英、英和、英英辞典の使いかたを覚えて、ドイツ語の作文で英独、独英、独独辞典を覚えて下さい。

    オンライン辞典では、collinsの英独独英、cambridgeの英独独英、dudenの独独辞典などがあります。

    Wiktionaryを使えば、語源なども調べることができます。 英語版のほうが情報が多く、使いやすいです。

    他の言語との関係

    ドイツ語とオランダ語が非常に近い関係です。 単語や語順など、かなり似ています。オランダ語は英語とも共通点が多いです。 ドイツ語を勉強しながら、オランダ語の文章も読んでみて下さい。

    英語も同じゲルマン語派ですが、格変化、語順、名詞の性、 複合語など、大きな違いがあります。

    スウェーデン語、デンマーク語、 ノルウェー語も近い言語です。 格変化はありませんが、 綴りが似た単語が多く、複合語を使います。 SVO語順で、主語の省略が無いので、速読に向いています。

    ゲルマン語派の言語には、同じ語源から派生した単語がたくさんあります。 Wiktionaryで単語の語源を調べながら、ゲルマン祖語、 ラテン語、ギリシャ語なども学習して下さい。

    スラブ語派のいくつかの言語が、ドイツ語と同じQWERTZ配列になっています。 拡張ソルブ語配列で、ドイツ語、チェコ語、ポーランド語、スロバキア語、 クロアチア語などを打つことができます。

    名詞の性や、人称による動詞の変化などは、多くの言語に共通する特徴です。 フランス語やスペイン語などの文法を調べてみて下さい。 速読しやすいフランス語を先に勉強するのも良いでしょう。

    格の概念に慣れておくと、他の言語の学習に役立ちます。 ラテン語、ロシア語などの名詞自体が変化する言語や、 韓国語のように格助詞を使う言語でも、格という考え方は同じです。