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フランス語の速読

概要

基本的な練習方法は、英語と同じです。 テキストエディタを使って、タイピングと速読を練習します。 さらに、作文の練習で読解力を鍛えます。

フランス語は、文法や単語が英語によく似ています。 学習しやすく、速読に向いている言語です。 英語の速読を練習していれば、フランス語も速くなります。

フランス語版のウィキペディアなどをどんどん読んでいきましょう。 英単語に似ている単語が多く、ある程度内容を推測することができます。 固有名詞を覚えれば、ニュースの読解に役立ちます。 英語への自動翻訳も使って、色々な文章を読んで下さい。

ウィキペディアやオンライン辞書を使って、 フランス語でフランス語を勉強することを目指しましょう。 フランス語話者向けの、英語学習サイトも活用して下さい。

単語の綴りは英語に近いのですが、発音はかなり違います。 母音の種類が多く、音の変化のルールも複雑です。 母音、子音、音節、単語、文と、色々な単位で練習しましょう。 発音と綴りの関係を理解すると、単語が覚えやすくなります。

文法では、名詞の性、動詞の人称活用、冠詞の使い方が重要です。 英文法を復習して、比較しながら進めて下さい。 短い作文を繰り返して、慣れていきましょう。

フランス語と英語で、同じ語源を持つ単語がたくさんあります。 語源を調べることで、単語を効率良く覚えることができます。 また、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語などの学習にも役立ちます。

目次
  • タイピングと速読の練習
  • フランス語の読解
  • キーボードについて
  • 作文の練習
  • 発音の練習
  • 文法
  • 自動翻訳を使った練習
  • 語源を使った学習
  • 辞書について
  • フランス語のニュース
  • 他の言語との関係
  • タイピングと速読の練習

    メモ帳などのテキストエディタを起動して、フォントサイズを最大にして下さい。 紙と鉛筆でも練習方法は同じです。

    単語を繰り返し書く

    フランス語2文字
    フランス語3文字
    フランス語4文字

    このように、2文字から4文字の単語を繰り返し打ちます。 無理に長い単語を打つ必要はありません。 何度も書いていると飽きてきて、頭の中で発音せずに打つようになります。

    短文を数行に分けて書く

    フランス語短文

    次は短い文を、このように数行に分けて書いて下さい。 慣れるとこの数文字×数行を一目で読めるようになります。 細かく改行を入れながら、短い文をいくつか書いて下さい。

    速読の練習自体は、これだけです。後は文章をたくさん読みながら、 作文、発音などの練習を進めましょう。

    フランス語の読解

    フランス語は語彙や語順が英語に似ていて、読みやすいです。 一方で、発音や語形変化は英語よりも複雑です。 英語との共通点と、 速読を最大限に活かして学習を進めましょう。

    速読では、フランス語をフランス語のまま読んでいくのが基本です。 ウィキペディアなどの記事をどんどん読んでいきましょう。 同じジャンルの記事をたくさん読んでいけば、理解できる割合が増えていきます。

    英語の速読、語彙、知識が重要です。 英語でウィキペディアに慣れておけば、フランス語のウィキペディアも読みやすくなります。そして、英語への自動翻訳、英語への辞書、 英語で書かれた教材を使えば、学習の効率が上がります。

    ある程度の長い文に慣れれば、教材が読みやすくなります。 それから少しずつ、発音と作文の練習を進めましょう。 自分で文章を考えることで、読解力もリスニング能力も成長します。

    ニュースを読む、聴く、見るというのが一つの目標になると思います。 ネット環境があれば、日常的にフランス語のニュースを見ることができます。

    また、フランス語でフランス語を勉強することを目指して下さい。 フランス語の辞書や、英語などの学習サイトを利用しましょう。

    キーボードについて

    フランス語では、記号付きの文字éàèùâêîôûëïüÿçと合字æœを使います。 これらの文字を入力するためには、言語入力の追加が必要です。

    windowsの場合は、コントロールパネルの言語設定から言語を追加して下さい。 フランス語やフランス語(スイス)などの配列は、日本の標準的なQWERTY配列ではありません。 ヨーロッパとは物理的な配置も違うので、使えないキーがあります。

    QWERTY配列を使う場合は、カナダマルチリンガル配列か、 USインターナショナル配列がよいでしょう。 言語の追加は、フランス語でも英語でも構いません。 これらの配列は、複数の言語に対応しています。

    USインターナショナル配列

    USインターナショナル配列は、合字のœ以外の全ての文字を打つことができます。 フランス語以外にも、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、オランダ語、スウェーデン語、 デンマーク語などに対応しています。

    記号付き文字については、éの場合、:を押してからeを押すというように入力します。 èは、半角全角キーを押してからeを押します。 êは、シフトを押しながら6を押してから、eを押します。 ëは、シフトを押しながら:を押してから、eを押します。 çは、:を押してからcを押します。 æは、右Altを押しながらzを押します。

    アポストロフィは、:を押してからスペースを押します。  フランス語ではエリジオンがあるので、アポストロフィをよく使います。 慣れればこの打ち方のほうが楽かもしれません。 英語もこの配列で打てるように、練習して下さい。

    カナダマルチリンガル配列

    フランス語をメインに使う場合や、とにかく多くの言語を打ちたいという人は、 カナダマルチリンガル配列を使って下さい。よく使うçéèàなどの文字が、 右側の方に単独で割り当てられています。

    USインターナショナル配列よりも、さらに多くの言語を打つことができます。 ただし、言語によっては右Alt、右Ctrlキーを頻繁に使うことになります。

    作文の練習

    速読では、イメージを使って整理する能力が重要です。 文の構造や、 人と人の関係などをイメージしましょう。 イメージと作文を繰り返して下さい。

    svo

    最初は語順や文型をイメージして書いて下さい。 SVOやSVCの文をたくさん書いて、文の構造を覚えましょう。 英語の文型とも比較して下さい。

    簡単な文でも、エリジオンや冠詞など細かいルールがたくさんあります。 まずは文を書くことに慣れていきましょう。

    関係性

    次は、人と人の関係をイメージします。

    動作主と動作対象、主語と目的語、話し手と聞き手など、 色々な角度から関係性を整理して下さい。 そして、それぞれの関係、立場、目的、動機などを考えましょう。

    文の主題、焦点、既知性なども考えましょう。 自分が何を伝えたいのか、相手は何が知りたいのかを考えて下さい。

    語り手

    小説の場合は、作者とは別に語り手がいます。 色々なジャンルの文章について、関係性や構成を考えて下さい。

    構成

    他にも色々なイメージを使って練習して下さい。

    発音の練習

    発音を学習すると、単語が覚えやすくなります。 また、動詞の活用や名詞の複数形などの語形変化にも強くなります。

    発音記号、音節、単語、文と、それぞれの発音とルールを覚えていきましょう。

    フランス語は母音の種類が多いです。 発音記号と結びつけながら、母音を練習しましょう。 教材などの音声を聴いて、発音を真似して下さい。 毎日練習すると、耳が慣れていきます。 東京外国語大学などの教則サイトや、 国際音声記号IPAを参考にして下さい。

    子音も、日本語や英語にない発音がたくさんあります。 発音と発音記号を結びつけて覚えて下さい。 Rの発音については、IPAの他の子音と比較すると、 感覚が掴めるかもしれません。

    次は、短い単語の発音を練習します。 まずは単語の綴りではなく、発音記号の綴りを見て下さい。 オンライン辞書にも、 発音記号とサンプル音声があります。

    音節の構造

    子音+母音+子音のように、音節の構造をイメージして下さい。 単語の発音記号を見て、音節の区切りがわかるようにしましょう。

    フランス語の発音

    そして、次は単語の綴りと発音の関係を覚えていきましょう。 英語以上に、発音されない文字がたくさんあります。 この綴りはこの発音になる、というルールを少しずつ覚えて下さい。

    文として喋るときには、また別のルールがあります。 エリジオン、アンシェヌマン、リエゾンなどを覚えていきましょう。 作文の練習と合わせて、 3語、4語の文をたくさん作って練習して下さい。

    母音、発音記号、単語、短文と、切り替えながら練習しましょう。 単語と短文については、Google翻訳の読み上げ機能が便利です。 単語を入力すると、簡単な定義文も表示されます。

    語源を使った学習

    英語もフランス語も、ラテン語から影響を受けています。 同じ語源を持つ単語がたくさんあります。

    最初は知っている単語を、Wiktionary英語版で調べて下さい。 Etymologyという項目で、語源となった単語や、 そこから派生した別の単語を知ることができます。

    一つの単語を、語幹、接頭辞、 接尾辞のように分解できる場合があります。分解すると、 長い単語も覚えやすくなります。

    英語とフランス語で似ている単語は、語源を調べて下さい。 綴りや発音、意味の違いに注意しながら、結びつけて覚えましょう。

    文法

    作文や発音の練習と合わせて勉強して下さい。 文を作りながら学習しましょう。

    SVO

    基本的な部分は、英語と同じです。 語順や時制など、英語と比較しながら覚えましょう。

    短い文を作りながら、名詞、動詞、冠詞の使い方を覚えましょう。 動詞と文型、名詞と冠詞をセットにして覚えて下さい。 英語よりもパターンが多いので大変です。

    名詞の性、数、発音によって冠詞が変わります。 さらに部分冠詞や前置詞との縮約があって、 ほとんどの場合に冠詞が付きます。

    使い分けにも注意が必要です。 概念、抽象、総称の意味でも定冠詞を使います。

    フランス語 文法

    関係性のイメージは、文法においても重要です。

    話し手と主語の関係は、時制、人称代名詞、動詞の活用などに影響します。 話し手と聞き手の関係は、親称と敬称などに影響します。 それぞれの位置関係も重要です。

    主語の人称によって、動詞が変化します。 活用形は何十通りにもなります。 作文の練習と合わせて、 よく使うものから覚えていきましょう。

    自動翻訳を使った練習

    英語もフランス語も主語を省略しないので、単語と単語がほぼ一対一で対応します。 直訳でも意訳でも、比較することで表現や文法の勉強になります。

    ニュースなどを英語に自動翻訳しながら読んでいきましょう。 また、自分で英単語や英文を書いて、 フランス語に自動翻訳してみましょう。

    Google翻訳には、辞書のような機能もあります。 文の中の単語をダブルクリックするか、ドラッグして選択して下さい。 英語とフランス語で、それぞれどのように説明するのかも覚えていきましょう。

    冠詞の使い分けや親称敬称など、翻訳が難しい部分もあります。 それぞれの文法、使い方を学んで、適切な翻訳を考えて下さい。

    辞書について

    オンライン辞典などを使って、 英仏、仏英、仏仏辞典に慣れていきましょう。 辞典の読解力とスピードを身につけて下さい。

    まずは英語の作文を練習しながら、 和英、英和、英英辞典に慣れて下さい。 英文を読む時にも、単語を英和と英英の両方で調べるようにしましょう。 さらに英仏辞典でも調べるようになれば、早く成長します。

    英語版Wikitionaryは、英単語でもフランス語の単語でも、 日本語の単語でも調べることができます。単語の意味の説明はシンプルですが、 語源や活用など色々な情報があります。フランス語の単語については、 そのままフランス語版の記事も読んで下さい。

    ケンブリッジのオンライン英和辞典は、 英英辞典にフランス語訳を付けたような形式になっています。 例文にもフランス語訳がついているので、 ある程度読めるようになったら活用して下さい。

    collinsのオンライン仏英辞典は、単語の発音記号と音声、 動詞の活用表も見ることができます。

    ある程度辞書に慣れてきたら、単語帳のように読むことも試して下さい。 ポケット辞典、ペーパーブック版など、小型で安いものがあります。

    iPhoneは標準機能として仏英辞典や仏仏辞典が使えます。 英英辞典には、語源も載っています。

    フランス語のニュース

    YAHOO!やGoogle Newsなどの記事を活用しましょう。 ニュースを読むことが習慣になれば、勉強という感覚も無くなります。

    フランス版のYAHOO! ACTUALITÉSがおすすめです。 見出しと最初の数行を、まとめて読むことができます。 日本以外のYahoo!はデザインが似ているので、 先にUS版などで慣れておきましょう。

    まずは英語版のWorldカテゴリと、フランス版のMondeカテゴリを読んでみて下さい。 大きな事件は各国がニュースにするので、記事を比べてみるのも面白いです。

    最初は見出しだけでも、毎日読んで下さい。 英語への自動翻訳を使うとわかりやすいです。 ただ、見出し特有の省略した表現に注意して下さい。

    動画では、FRANCE24、franceinfoが便利です。 EURONEWSもフランス語に対応しています。 ウェブサイトやアプリ、youtubeなどで見ることができます。

    ニュースを読みながら学習を続ければ、聴き取れるようになっていきます。 速読とリスニングの教材として、ニュースを活用して下さい。

    他の言語との関係

    イタリア語、スペイン語、ポルトガル語とは非常に近い関係です。フランス語がある程度読めるようになったら、それぞれの言語のヤフーニュースなどを読んでみて下さい。

    発音はかなり違うので注意して下さい。 同じ綴りの単語でも、全く違う発音になります。

    これらの言語はSVO語順ですが、フランス語に比べると自由です。 また、主語代名詞を省略することが多いです。 速読に関して言えば、フランス語を先に勉強するのが良いと思います。

    主語を省略しないSVO言語という点では、スウェーデン語、デンマーク語、 ノルウェー語も速読に向いています。英語にかなり近く、 人称による動詞の変化が無いので、学習しやすいと思います。

    名詞の性や、人称による動詞の変化は、ヨーロッパをはじめ多くの言語と共通する概念です。 ドイツ語を学んで格変化を覚えれば、さらに多くの言語の学習に役立ちます。

    ラテン語は、これらのロマンス諸語、ゲルマン諸語に大きな影響を与えています。単語の語源や、言語と言語の関係を勉強して下さい。 ラテン語とギリシャ語は、単語だけでも覚えていきましょう。

    さらに印欧祖語まで調べると、ロシア語との共通点も見えてきます。